文学者の恋文 - 夏来.mp3
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[00:00.000][00:00.821]言葉をあなたに捧ごう[00:03.562]この僕の心と同じ憂いを文字に籠めて[00:09.489]どれだけ綺麗に描けたなら あなたに届くのか[00:33.559]涙零した二つの少し離れた雨傘[00:40.962]あなたの声が聞こえない[00:44.358]雨音が邪魔をした[00:48.318]初めて誰かに恋をしてた[00:52.498]きっとあなたも気づいていたね[00:57.689]胸を裂く切なさを 手紙に綴ろう[01:05.803]言葉をあなたに捧ごう[01:08.459]この僕の心と同じ憂いを文字に籠めて[01:14.402]どれだけ綺麗に描けたなら 伝わるだろうか[01:22.278]言葉にできないなんて逃げ出せない[01:26.197]まるで一人孤独な文学者[01:30.169]僕が織り上げた言葉でこそ[01:34.066]届けてみせたい[01:53.815]変わらず空は晴れない[01:57.670]二つ並んだ雨傘[02:01.610]あなたの指に触れた日[02:05.016]雨音が遠くなる[02:08.982]拙い手紙を渡したけど[02:13.193]雨に滲んだ文字が読めない[02:18.343]それでも「ありがとう」とあなたは笑った[02:26.521]言葉をあなたに贈ろう[02:29.118]もう一度いつか必ず渡すと約束した[02:35.014]そうする自分が悔しかった[02:39.004]あなたの優しさも[02:42.897]飾らぬ心を書けば幼すぎて[02:46.834]姿もない「誰か」に笑われた[02:50.777]その時忘れてしまったもの[02:54.720]幸せの中に[03:14.575]寄り添う月日は黄昏ゆく[03:18.353]僕らに残された時間は[03:22.273]あと僅かだと知っているのか[03:26.263]目を閉じあなたは呟く[03:30.136]「最後に願いが叶うのならあの日の手紙を下さい」と[03:37.728]ただ言い残して眠りにつく[03:49.077]例えば「好き」と一言の手紙でも[03:53.742]あの人は大切にしてくれたのだろう[03:57.697]本当は自分も分かっていた[04:01.622]けどできなかった[04:05.589]心を綴ることから逃げ出した[04:09.469]僕は一人無力な文学者[04:13.380]語ろうとしてた「誰」のために[04:18.064]誰のために?[04:21.311]だからせめてまたあなたに会うときは[04:25.176]あの日の僕が続きを渡すから[04:29.085]ペンを走らせる窓の外に[04:33.085]雨音が響く
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